ダーニングは格子状に糸を絡めていきますが。。。
寒くなってきたので、ネット上でも、編み物本でも、毛糸の靴下の編み方をたくさん見かけるようになりました。
私もそろそろ毛糸の靴下を準備しようかな、という感じではあるのですが、これまで履いていた靴下が十分使えるので、ひとまずそちらを直して使おうかなという感じです。
ダーニングでは、穴が開いたシャツやニットに格子状に糸をかけてほつれを直す方法が紹介されていますよね。
それはそれで可愛いのですが、私の場合は、メリヤス状に糸を絡めていく方がきれいに仕上がるかなーと思い、こんな感じで仕上げています。
編み込み模様を後からメリヤス刺繍していくような感じです。
第一段階としては、薄くなってきたところを救済。
編み目が残っているので、その編み目に沿って、針で糸を刺繍していきます。
この靴下の場合は、2本どりで編んであったので、1本だけ残っている部分を拾いました。
完全に穴が開いてしまった部分もあったのですが、穴が小さく、編み目が分かる場合は、同じようにメリヤス刺繍していきます。
写真の下の靴下が、その方法で直したものです。
写真上の方は、さらに穴が広範囲に広がっていたので、穴の周辺から編み針で目を拾って、新しい糸で穴の大きさ分くらいを編んで、アップリケのようにとめつけました。
その方がきれいに仕上がったかなと思います。
ちなみに、今年の2月にも一度、毛糸の靴下のダーニングについて紹介していたのですが。。。
かかとの部分が完全に穴が開いてしまったので、目を拾って編み直しました。
つま先の部分は、薄くなっているところを見つけて、穴が開く前に直しています。
昨年は、とにかく手元にある余り糸でダーニングをしていたので、かわいくない結果になってしまいましたが、今回のは、糸の色をもとの色に合わせてみました。
自分で編んだものであれば、編んだ時の余り糸があるのですが、この2つの靴下は知り合いの方から「冬は庭仕事もなくて暇なのでたくさん編んだから」といただいたものなので、同じ糸がなく。。。
こうしてみると、センスがないのが良く分かりますね。。。
今年は色合わせの勉強をしなくては。