Handgestricktのハンドメイド日記

手編みを中心としたハンドメイド作家です。オリジナル作品を中心に紹介しています。

ベニテングダケのマスクチャーム

今年の夏はマスクも必要なくなるかな、と期待していましたが、まだまだ必要のようですね。一日も早く、収束することを願うばかりです。

 

少しでも、気分があがるように、と、ラッキーアイテムを作ってみました。

ベニテングダケのマスクチャームです。

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 以前、ベニテングタケを試作したことをご紹介しましたが↓

handgestrickt.hatenablog.jp

 それがようやく形になりました。

 

ベニテングダケ(ドイツ語で ”Fliegenpilz”(フリーゲンピルツ))はドイツなどのヨーロッパで「ラッキーアイテム」なのだそうです。

ドイツ語でPilzはキノコのことで、fliegen は飛ぶという意味です。

飛ぶ? キノコで? と思って辞書を調べてみたら、Fliegen の名詞の意味は「ハエ」という意味があるとのこと。

 

調べてみたら、昔々、このキノコでハエをおびき寄せていたのだとか(所説あり)。

 

たしかに、ドイツ語の辞書にも、Fliegen/ハエ の派生語の中に、Fliegenpilzと書かれている! なるほど。

 

なぜ、ラッキーアイテムなのか。

正直、良くわかりませんでした。

 

森と自然の美の象徴と考えられていた、とか、

麻酔として使われていた、とか、

珍しいので見つけたらラッキー! とか、

運気が上がると言われている、とか、

20世紀の初めごろからクリスマスカードの絵柄として書かれるようになった、とか。。。

年の変わり目に、キノコのグッズを親しい人に配る、なんていう人もいるという話もあります。

Glückpilz(幸運のキノコ)と呼ばれたりもしているそうです。

 

キノコは秋のアイテムですが、なかなかコロナが収束しないので、少しでもラッキーなことがありますように、という願いを込めて、マスクチャームにしてみました。

 

素材はポリエステルの糸。

棒針で編みました。

そして、こちらには、ビーズでドイツカラーをあしらってみました。

 

近々、小樽倉庫NO1のショップに置く予定です。

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いつかやってくるであろうマスク生活が終わった後のマスクチャームのアレンジアイディアはこちら↓で紹介しています。

handgestrickt.hatenablog.jp