マスクゴム代用~織ゴムからマスクゴムを作る方法(第2弾)~自分で作る!
がんばって #ステイホーム していますが、その期間はまだまだ長くなりそうです。病院で頑張っているみなさん、家でがんばっているみなさん、本当に大変な中ですが、ウィルスの蔓延の終息を信じて、一緒にがんばりましょう!
さて、以前、織ゴムからマスクゴムに改良する方法として、織ゴムから抜いたゴムをかぎ針で編んでマスクゴムにする方法をご紹介しましたが、今回は、また違う方法でマスクゴムを作るアイディアをご紹介します。
用意するのは、パジャマなどのウエストに入ってる太いゴム。または。。。
新しくゴムを買っても良いですね。今回はキャン★ドゥで30㎜幅のゴムを買いました。他には変わり糸です。今回はキャン★ドゥで見つけた糸を使いました。
変わり糸。毛じゃないので、毛糸とは呼べませんが、毛糸コーナーにおいてありました。↓こんな感じに、縦糸と横糸で構成されている糸を選びます。
織ゴムから細いゴムを抜きます。今回使ったゴムの長さは1m。新しく、しかも長いゴムから抜くときは、端から抜こうとひっぱると途中で切れてしまう可能性が。。。(経験あり) そこで、織ゴムの端から5センチほどのところから、針を使ってゴムを引っ張り出して、徐々に抜いて行くと、切れずに抜くことができました。↓
何本か抜いていき、織ゴム全体が柔らかくなってくると、かなり抜きやすくなりますが、最初のうちはちょっと大変かもしれません。。。
抜いたゴムをマスクのゴムにする場合は、マスクの形にもよりますが、目安として大人用マスクの片耳分として、35~40センチくらいを2本。変わり糸の長さはゴムの長さの2~3倍が1本、必要です。織ゴムから抜いたゴムを2本、結んでおきます。
抜いたゴムを1本、とめ針に通します。とめ針が2本用意できる場合は、もう1本のゴムもとめ針に通します。
↓このゴムを通した針を、先ほど紹介した変わり糸の横糸の間に通していきます。
織ゴムは先にゴムを縦糸にして、そこに横糸(繊維)を織り込んでいくのですが、今回は逆に横糸があって、そこに縦糸であるゴムを通していきます。
今回使った糸は3列になっているので、初めは一番外側の横糸の間に入れていきます。
※とめ針を2本用意できる方は、反対側の端の列も同時に拾い、同時進行して通していくと楽です。 ○ズキルーペとかあると便利です♪
この写真では、丁寧に、1目ごとにゴムを通したいと思って頑張りました。
ですが、途中で目を飛ばしても、そこは気にしなくても大丈夫です。または、最初から2目ごとにゴムを通しても全然問題ありません。3目以上でも大丈夫ですが、あまりざっくりやりすぎると白いゴムが目立つのと、うまく伸び縮みしないので、3目飛ばしくらいまでが無難かもしれません。
横糸に針を通し、ゴムを通したら、こんな感じ↓
これを繰り返しながら、最後までゴムを通していきます。それが終わったら、反対側の端にも同じように通していきます。ちょっと根気のいる作業なのですが、集中してやれるので、コロナに関する嫌なこともすっかり忘れてしまいます。好きな音楽や語学の音源などを聞きながらやるのもいいかもしれませんね。
2本とも糸に終わったら、端を結んで、ゴムが抜けないようにします。
ゴムをぎゅーっと伸ばして、なじませます。
手を離すと、こんな感じになります↓ これで完成!
あとは、布マスクなどのゴムを通すところに、ゴム通しを使って通して、結びます。
マスクにつけてみると、こんな感じになります。
↑知り合いからもらった布マスクにつけてみました。
このマスクには3列全部にゴムを通したものを使いましたが、3列全部にゴムを通すと、かなり時間がかかります。。。ゴムを2本通すだけでも全然いけます。
今回、これをやってみようと思ったのは、マスクゴムがなかったのはもちろんですが、家族で同じようなマスクを使っていると、どれが自分のなのか分からなくなるので、目印がわりにゴムの色を変えたらどうかな、と思ったこともきっかけでした。
変わり糸は、オレンジ系、ピンク系、グリーン系などがあったので、好きな色を選んでみるのも良いですね。他には、シフォン系のリボンやレースなどの目の粗いものに、織ゴムから抜いたゴムを通してみるのも良いかと思います。
もし、他にも、使えそうな糸や生地がありましたら、ぜひ教えてください!